気が利く男の子の話

容姿とか関係なく、ビビっと惚れてしまう男性っていますよね。
人によって異なるかもしれませんが、メル友探しをしている時に「気の利く」人が現れると男性もビビっときますよね。
ある人が経験した「気の利く男性」のお話をします。
高校生だったときの夏、花火大会での出来事でした。
彼女はポイント無し出会いで仲良くなった男の子と二人きりで花火大会に行くことになったのでした。
彼女は母親に浴衣を着付けてもらって準備万端。
ぱっとしない私服の彼と一緒に出かけたのでした。
花火大会は至って普通。
ふつうに綺麗といったかんじ。
彼らはあまり人が混んでいない場所を見つけて、かき氷を食べながら花火を見て、そのまま帰るといった具合でした。
会話も特に弾みもしなく、一言で言えば「なんだかなぁ」といった印象なのでした。
しかし、帰り道のことでした。
彼女は花火の途中から自分の足の痛みに薄々気づいてはいました。
慣れない下駄の鼻緒が指の間を傷つけていたのでした。
少しずつ歩くのが遅くなってきた彼女。
そのときでした。
隣の彼が立ち止まり、ジーンズの後ろポケットから絆創膏の箱を取り出したのでした。「たまたま入ってた。使いなよ」
この一言に彼女はやられてしまいました。
「絆創膏の箱そのものがポケットにたまたま入ってるわけがないだろう!」
そう思いながらも、とても優しい気持ちになったのでした。

Filed under: 日記 — admin 2:34 PM
トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: